PowerDirector 14(Ultimate Suite)のインストール

PowerDirector 14 Ultimate Suite(64bitダウンロード版)のインストールについて解説していきます。

インストールされるソフトの数に差がありますが、インストールの手順については他のバージョン(Ultra, Standard)でも殆ど同じです。

パッケージ版の方はインストールメディアのDVD-ROMからのインストールになります。

お使いのバージョンにより若干異なりますので使用されている環境に置き換えて進めてください。

・ ダウンロードファイル一覧(Ultimate Suite 64bit版の場合)

スポンサーリンク

各インストールファイルの解説

CyberLinkPowerDirectorUltimateSuite14.0_ Ultimate_PUS150720-02_TR150826-006_Single.exe

PowerDirector 14の本体のインストーラファイルです。
インストールを実行すると次のソフトウェアがインストールされます。
・ QuickTime 7
・ CyberLink PowerDirector 14
・ CyberLink スクリーン レコーダー
・ CyberLink WaveEditor 2
・ CyberLink AudioDirector 6 (Ultimate Suite以上のバージョンのみ)
・ CyberLink ColorDirector 4 (Ultimate Suite以上のバージョンのみ)

PowerDirector 14 Ultimate Suite 64bit版 (ダウンロード) キー.html

インストールに必要なCDキーが記載されています。
CDキーはダウンロード版であれば購入したサイト(Amazon.co.jp)内でも確認が可能です

以下、bonus contents フォルダ内のインストールファイルです。

adorage-dspvol01-64bit.exe(Ultimate以上のバージョンのみ)

proDAD Adorage 1 のインストールファイルです。
proDAD Adorage とは動画編集で利用するエフェクトのパッケージで、このインストーラは1つ目のエディション(1~13まで出ているようです)です。
CyberLinkの公式サイトの機能表を見ると
proDAD Adorage 1(Ultimate以上)
proDAD Adorage 13 Lite(全バージョン)
proDAD VitaSchene LE(Ultimate以上)
が利用できるようです。

proDADの公式サイトを見に行くと、単体で購入すると6000円近く、All-in-oneパッケージ(1-13)は75000円近くするようなのでなかなかに高額ですね。

以下、proDADの公式サイトからの引用です。

パッケージコンテンツ抜粋

トランジションエフェクトA–B/B-A
ビデオソースに長期ボーダリングエフェクト
アニメーション風ビデオ
150以上のアルファマスク(一部可動)
100以上のテクスチャー(一部可動)
トランジションエフェクトに85以上のアニメーション
30以上のピクチャーインピクチャーエフェクト
800以上のエフェクト設定

(参考)proDAD Adorage 1の詳細

せっかく利用できるのでとりあえずこちらもインストールしておきましょう。

HolidayPackvol6_Need RD provide modification_CDP141104-02.exe(Ultimate以上のバージョンのみ)

同社(CyberLink)の製品のエフェクト・テンプレート集の「ホリデーパック 6 PowerDirector 用」のインストールファイルで、単体で購入すると2980円かかるようです

動画もあったので一緒に紹介します。

公式サイト ホリデーパック 6のページへ

PowerDirectorContentPack_150527_ ContentPack_Essential_PCP150526-06.exe

エフェクト・テンプレートのコンテンツパック (エッセンシャル)のインストールファイルです。
STANDARDでも利用できる標準エフェクト・テンプレートです。

PowerDirectorContentPack_150527_ ContentPack_Premium_PCP150526-01.exe

エフェクト・テンプレートのコンテンツパック (プレミアム)のインストールファイルです。
ULTRA 以上で利用できる標準エフェクト・テンプレートです。

TravelPack2012_Need RD provide modification_CDP130812-03.exe

同社(CyberLink)の製品のエフェクト・テンプレート集の「トラベル パック 2」のインストールファイルで、単体で購入すると4280円かかるようです

こちらもサンプルが沢山紹介されているようなので公式サイトもご参考ください。
公式サイト トラベル パック 2のページへ

vitascene-dsple-2.0.237.1-64bit.exe(Ultimate以上のバージョンのみ)

proDAD VitaSchene LEのインストールファイルです。
こちらは先ほどのAdorage 1よりも高機能?なエフェクト・テンプレート集のようです。
何ができるかは実際に使い込んでみないと分かりづらいですが、機会があったら紹介したいと思います。

(参考)proDAD VitaSchene V2 LE、Proの詳細

WeddingPack_Need RD provide modification_CDP140707-01.exe(Ultimate以上のバージョンのみ)

同社(CyberLink)の製品のエフェクト・テンプレート集の「ウェディングパック」のインストールファイルで、単体で購入すると4380円かかるようです。
結婚式の動画を編集するのにぴったりなのでこちらのテンプレートの需要は高そうです。

動画もあったので一緒に紹介します。

公式サイトのサンプルも豊富なので、使う前にどんな事が出来るのかご参考ください。
公式サイト ウェディングパックのページへ

セットで利用できるので、全部インストールしておきましょう。

インストールの流れ

迷う事はあまりありませんが、それぞれの流れを紹介していきます。
インストールの順番は本体を最初にインストールしておけば、残りはどの順番でも問題ありません。

PowerDirector 14のインストール

「CyberLinkPowerDirectorUltimateSuite14.0_ Ultimate_PUS150720-02_TR150826-006_Single.exe」のような名前のファイルを実行してインストーラを起動します。

PowerDirectorのインストールが始まる前にQuickTimeがインストールされていない場合は、QuickTime 7のインストールが始まりますのでインストールを完了します。

QuickTime 7をインストールしたらApple Software UpdateとQuickTime PlayerとPictureViewerがインストールされます。

PowerDirectorのインストーラが起動すると下のような画面が出てきますので、言語は「日本語」を選択したまま「次へ」ボタンを押します。

ライセンス契約の画面が表示されますが、なかなか全部読むのは大変ですね。
1台で使う分には問題ありませんが、1ライセンスを複数台のPCにインストールする事は許可されて居ませんのでご注意ください。

よくよく読み込んでみると商用利用(不特定多数へのメディアの頒布も含む)の場合は特定の条件で許可されていないようです。

使い方次第では禁止されている内容もありますのでご注意ください。

以下、ライセンス契約の一部抜粋

*MPEG の配布
動画情報をパッケージ メディアにエンコードするために、MPEG-2 規格に準拠して個人的な目的に使用をする場合を除き、本製品をその他の目的に使用することは固くお断りします。ただし、「MPEG-2 PATENT PORTFOLIO」に基づいて当該特許に従いライセンスを取得してある場合はこの限りではありません。このライセンスは、上記リンクの MPEG-LA、LLC から取得できます。
本製品は、個人的な目的および非商用的な使用を目的として、「AVC PATENT PORTFOLIO LICENSE」に基づいた次の行為を許諾します。(i) AVC 規格 (「AVC ビデオ」) に基づいて動画をエンコードすること (ii) 個人的および非商用的使用においてエンコードされ、AVC ビデオの配布を許可されたビデオ プロバイダーから入手した AVC ビデオをデコードすること。これ以外の使用は認められません。詳しくは、MPEG-LA にお尋ねください。
MPEG-4 コンテンツが正式に販売されたものであること、または MPEG-4 Essential Claims のもとで許可されたコンテンツである場合を除き、本ソフトウェアで MPEG-4 ビデオ コンテンツを再生することはできません。

* サードパーティによりライセンスされたメディア コンテンツのご使用について
本ソフトウェア付属の画像、オーディオ、動画、サムネイル、その他のメディア コンテンツ (以下「メディア コンテンツ」とする) は、サードパーティから使用を許諾されており、ソフトウェアを使用して作業内容を説明したり、完了したりするために使用することができます。ただし、不法な、商用の、あるいは非道徳的なメディア コンテンツを使用したり、サードパーティから許可を得ていない画像を使用したりすることはできません。 サイバーリンクは、サードパーティが提供するかかるコンテンツ アイテムに対していかなる保証も代理も行いません。また、法律で認められる範囲において、いかなる責任も負いません。

個人的仕様以外の目的の場合は一部ライセンスの規定があるのでよく調べてから行いましょう。
※ エンコーダ・デコーダに関する特許のライセンスの問題なので、どの動画編集ソフトでも同じように注意が必要と思われます

余談ですが、Windows 10では初期状態ではDVDが再生できなくなってしまいましたが、この辺りのライセンスの事情が関連しているものと思われます。

話が飛んでしまいましたがインストールを続けていきます。
ライセンス契約に同意したら、プロダクトキーの入力が求められます。
これは「PowerDirector 14 Ultimate Suite 64bit版 (ダウンロード) キー.html」にも記載されているCDキーをそのまま入力(コピー&ペースト可)する事で認証する事が出来ます。

インストールするソフトウェアのチェック、インストール先のフォルダなどを確認して進めていきます。

数分でインストールが完了します。

インストールが完了すると、5つのソフトウェアがインストールされていて、ショートカットも5つ作成されました。(Ultimate Suiteの場合)
デスクトップのショートカット

スタートメニューのすべてのアプリにも追加されています。

PowerDirector Content Pack Essentialのインストール

標準となるエフェクト・テンプレートのパッケージなのでインストールを忘れないようにしましょう。
「PowerDirectorContentPack_150527_ContentPack_Essential_PCP150526-06.exe」のような名前のファイルを実行するとインストーラが起動します。
言語とインストール先を選択します。

例のごとくライセンス契約に同意します。

同意するとさっそくインストールがはじまり、すぐにインストールは終了します。
PowerDirectgor-install23

PowerDirector Content Pack Premium 1のインストール

Ultra以上で利用できるエフェクト・テンプレートのパッケージです。
「PowerDirectorContentPack_150527_ContentPack_Essential_PCP150526-06.exe」のような名前のファイルを実行するとインストーラが起動します。

こちらも重要なのでインストールを忘れないようにしましょう。

同じ流れでインストールを完了する事が出来ます。

ホリデーパック 6(PowerDirector 用)のインストール

クリスマスや花火など休暇をテーマにしたエフェクト・テンプレート集のホリデーパック 6をインストールします。
「HolidayPackvol6_Need RD provide modification_CDP141104-02.exe」のようなファイルを実行するとインストーラが起動します。

必ず使用許諾契約(ライセンス契約)画面がありますが、変な使い方をしなければ基本的に問題はないでしょう。
インストール先を設定してすぐにインストールは完了します。

トラベルパック 2のインストール

旅行に関連するエフェクト・テンプレートのパッケージのトラベルパック 2をインストールします。
「TravelPack2012_Need RD provide modification_CDP130812-03.exe」のようなファイルを実行するとインストーラが起動します。
公式サイトではダウンロード版でこの1つ新しいバージョンの「トラベルパック 3」がセールでセット販売されています。


製品の時期によってインストーラが異なるようです。
恒例の使用許諾契約に同意してインストールを完了します。

ウェディングパックのインストール

結婚式のビデオ編集で大活躍しそうなウェディングパックをインストールします。
「WeddingPack_Need RD provide modification_CDP140707-01.exe」のようなファイルを実行するとインストーラが起動します。

文字化けしています!が、契約内容はフィーリングで読み込んで同意します。
インストール先の画面では文字化けしていないようです。

proDAD Adorage 1のインストール

こちらはサードパーティーのエフェクト・テンプレートのようです。
実際に触ってみないと中身がどんな感じなのかよくわかりませんが、エフェクトは多い方がいろいろできそうなのでとりあえずインストールを続けます。
「adorage-dspvol01-64bit.exe」のようなファイルを実行するとインストーラが起動します。

日本語なので分かりやすいですね、ガイドに従って使用許諾契約に同意し、インストールを完了させます。

こちらのインストールでは途中で「プラグインを選択してください」と出てくるので、必ずチェックしておきましょう。

proDAD Vitascene LEのインストール

こちらもproDAD の製品のようですが、こちらの方が高額そうなエフェクト・テンプレートパッケージのようです。
LE(Lite Edition)なので機能は限られていると思いますが、こちらもインストールをしておきます。
「vitascene-dsple-2.0.237.1-64bit.exe」のようなファイルを実行するとインストーラが起動します。

こちらもプラグインの選択画面があるので、間違ってチェックを外さないようにインストールを完了します。

以上でインストールの作業はすべて完了です。

実際に製品を利用するにはまずPowerDirector 14のアクティベートを行う必要がありますので、アクティベートまでは完了させておきます。

PowerDirector 14のアクティベート

アクティベートといっても初回起動するだけで完了します。
一緒にユーザ登録なども行う事が出来るので、ユーザ登録は行うことにします。

PowerDirector 14を起動します。
ショートカットアイコン

するとランチャーのような画面が出てくるので、縦横比を選択してフル機能エディターを起動してみます。
ランチャー

初回起動時に限って、ここでアクティベートが自動的に行われます。
PowerDirector-activate2
上図のようなダイアログが現れてたらOKを押しましょう。

別のPCなどで利用する必要が出た場合は、「アンインストール」を忘れずに行いましょう。

アクティベートが完了したら今度は「サイバーリンク クラウド」のサービスの案内が来ました。
今の所必要なさそうな機能なので「後で実行する」をクリックします。

次は製品向上プログラムですね。
「参加しない」にチェックする事にしました。

次に出てくるのがユーザ登録画面ですが、こちらは特典があるようなので登録する事にしました。
定期的にメールが来るようなので今回はお知らせについてはチェックを外しておきました(後で変更が可能です)。

なお、ユーザー登録後、サイバーリンクメンバーズの登録を行うとメンバープログラムの特典が受けられるようです。

* 当社のマルチメディア ソフトウェアを会員価格で
* ソフトウェアのアップデート、オンライン サポート、CD キー一覧表示 (無料)
* HD エンターテイメントに関する最新情報をメール送信 (無料)
* ライティング ソフトウェア (無料)

こういったサービスも最近人気がでている1つの理由なのかもしれませんね。

OKを押すと、ようやくPowerDirectorが起動しました。
※ 次回以降はすぐに起動します

ここまでは簡単なのでいざ動画編集をする時には機能を充分に使いこなしていきたいですね。

~ おまけ ~ サイバーリンクメンバーズ

自動送信されたメールのリンクをクリックするとパスワード設定画面が開きました。

パスワードは推測されにくいものを設定し、大切に保管しましょう。

Amazon.co.jpで購入したのでそちらでも確認できましたが、サイバーリンクメンバーズでも登録製品のコードの確認やダウンロードができそうです。

メンバートップページ
CyberLink メンバーサイトTOP
公式サイトで購入する場合に「クーポンコード」が利用できるようで、表示価格から更に値引きしてくれるようですね。

PowerDirector 14のユーザーガイド(マニュアルPDF)を無料でウンロードする事ができます(230ページ)。
マニュアルダウンロードページへ

マニュアルに詳しく使い方などは記載されていますが、それぞれの機能については機会があればまた紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする